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MTD 735-24 [エレクトリック・ベース本体]

さて、かねてからの懸案事項、MTD 735-24のナローピッチ問題。

解決方法を思いついちゃった話は以前ブログに書きましたが、
その解決方法というのはズバリ、ブリッジ交換!
…って、まぁ普通ですね(笑)

でも、ベースによってはブリッジを交換した結果端っこの弦が指板から落ちる、
ってこともあるので、むやみにやってはいけません…(;^ω^)


思いついたきっかけは、元のブリッジの端っこの塗装のハゲでした。
カッコ悪いから交換しちゃおうかな、と思い、その時にふと、
18mmピッチのを載せられはしないか?とひらめいたのです。

早速18mmピッチを想定してハイF弦とローB弦を横方向に引っ張り、
指板から弦落ちしないか確認すると、
どちらも十分フレットの上に載っているので大丈夫そう。

次のチェックポイントは「PUのポールピースからはみ出てないか?」
いくら18mmピッチになっても音が出なけりゃ仕方ありませんから(笑)

ポールピースがどこまで伸びてるのかを確認するのは結構簡単です。
アンプに繋ぎ音が出る状態で、マグネットにくっつくもの、
鉄製のドライバー等でPUをコツコツ叩いて音が出るところがポールピース。
PU端の方はポールピースが無いので、叩いても音は出ません。
ポールピース上に弦があれば音は拾えるはずですが、
あまり端の方になるとゲイン落ち等の問題が起きる場合があるので要注意。

今回のケースでは18mmピッチを想定した弦の位置よりも外側まで
ポールピースが来ていたので問題無さそうでした。

…と、ここで副産物。搭載されているバルトリーニのPUが
フロント、リア共にPタイプである事が判明しました…


チェックが済んだところでブリッジの選定。
なんせ7弦ベースのブリッジなんて、どこにでもあるようなもんじゃありません(笑)
とは言え、MTDのベースはハードウェアがヒップショットの汎用品。
同じくヒップショットの製品群の中から、
ピッチ調整が出来るAスタイルの18mmピッチを発注。

…待つ事2ヶ月、やっと先日品物が届いたので早速実装しました。

2017_08_15.jpg

結果は、バッチリ18mmピッチになりました!

そして、ドキドキの音出し…

18mmピッチになって弦間に指をしっかり入れられるようになったためか、
音が太くなった感じがします。

実に弾きやすい!
弦飛びも違和感がありません。

近い内に現場に持って行って試す予定です…




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