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PROVIDENCE PFL-1000 [アンプ・周辺機材]

先日Inner Bamboo DUAL BASS PREAMP for Acoustic bassistのフットスイッチを交換しましたが、その交換した2つのスイッチの間にあるMODE切り替えスイッチ、これは、A/Bそれぞれに入力された信号を切り替えて出力するか、ミックスして出力するかのMODEを選ぶためのものなのですが、僕は本番中に操作する事はまずありません。逆に、A/Bを切り替える時に間違って踏んでしまって、AもBも両方出ちゃう、なんて事が時々あって、誤操作防止に何かいい方法は無いかな、と物色していたらいい物を見つけました。

PROVIDENCE PFL-1000、フットスイッチロックなる商品です。一般的なフットスイッチのネジ径に合わせたサイズのただの筒なのですが、これを付けると足で踏んでもスイッチは操作出来ないようになります。もし操作する必要性が出て来たら指先で押せばOKという優れモノ。

早速取り付けてみました…

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これで安心してスイッチ踏めそう(^^♪

…このMODE切り替えスイッチ、あまり操作する必要性がある人がいなかったと見えて、現行モデルでは本体の背面の小さなトグルスイッチで操作するようになっているようです。

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FELIX + STAT-B [コントラバス関連]

FELIXからSTAT-Bに電源供給できるという事がわかったので早速試してみました。

全部接続が終わった所でFELIXから12Vを供給する本体左側面にあるディップスイッチをON。スイッチがめっちゃ小さいので指先でやるのはちょっと大変。

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これですんなり音が出ると思いきや…ノイズすら出ない。テスターで電圧測ってみたら0V…

そう言えばマニュアルに基板上のジャンパーピンの説明があったよな~って事で筐体を開けて中を見てみると、案の定ジャンパーピンがOFFの設定になってました。さすがにこんな危険な機能は初期設定ではOFFなんですね(;^ω^)

これがマニュアルの該当ページ。J6とJ7が12V供給設定のピンです。
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んで実機の中身。予想通り初期設定ではOFF。
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ピンを指示通りに抜き差しして…
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STAT-Bを繋ぐinput2のみに12Vが供給されるように設定し、念のためテスターで電圧を計ってみたら11.9Vでした。公称の12Vより微妙に低いようですが問題ありませんので筐体を閉じて再び音出ししてみると…ちゃんと音が出ました!これでSCHERTLER BOXを繋ぐ手間が省けるし電池が無くなって音が出ないなんて心配も無用。今まで通りDPAとのミックスも簡単に出来るのでいい事ずくめです。

このFELIXを買った時もInner Bambooを買った時もSTAT-Bを使う事は全く想定していなかったのですが、数年経ってこの機能がこんなに役に立つとは!!!



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SCHERTLER BOX 要らないじゃん!…って話 [コントラバス関連]

STAT-Bはコンデンサーマイクなので純正のプリアンプであるSCHERTLER BOX等から電源を供給する必要があります。僕はInner Bambooの9V出力付きのプリアンプを持っているので、これを繋げばSCHERTLER BOXは不要になるのと同時に音のコントロールも出来るので便利。

さて、もう一つのプリアンプ、と言うか本当はこっちがメイン機材のFelixを使う時はどうしようかな、と思って漠然とマニュアルを眺めていたら、今まで使ってなかったため全く忘れていた機能、12V電源を出力出来る機能発見!ひょっとしてこれ使ったらSTAT-Bを直接挿せるんじゃないの?

しかし、SCHERTLER BOXから供給される電圧は9V、InnerBambooでも9V、SCHERTLER純正のアンプから供給されるのは10V、に対してFelixのは12V。ま、これくらいの電圧差なら多分大丈夫?しかし、電圧が低い分には音を鳴らして試せばいいけど、電圧オーバーは鳴らして試すのはコワイ。

で、調べに調べたらTalk BASS.comでこんな書き込み発見!

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この方同じ条件下で使用できるかSCHERTLERの技術者に問い合わせたらしい。

で、返答が…
"The maximum voltage supported by the microphone is 12V, so it should work correctly." We'll see. "

という事で12Vまで使えるじゃん!
これで安心して音出しチェック出来る!!

はい、今日はここまで(^^♪

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Inner Bamboo DUAL BASS PREAMP for Acoustic bassist スイッチ静音化 [アンプ・周辺機材]

5年ほど前に特注色で製作して貰った「Inner Bamboo DUAL BASS PREAMP for Acoustic bassist」。優秀なプリアンプで事あるごとに使っていましたが、一つだけ問題がありました。それはフットスイッチの操作音です。スイッチを踏んだ時の「カチッ」と言う音が意外に大きく、バラードの途中とかシビアなMC中には踏みづらかったのです。近くに生ピアノでもいようものなら完全にマイクに被るし
(;´Д`)

で、なんで今まで5年間もやらなかったのか疑問ですが、フットスイッチを静音タイプの物に替えました。

秋葉原の桜屋電機店でなんと一個1500円!高っ!
MUTE用とA/Bの切り替え用で2ヶ要るから合計3000円!高っ!!

元々付いてたやつは多分1ヶ370円のです。安っ!
(違ったらごめんなさい)

でもまぁステージ上で遠慮なく踏めるのなら3000円の投資は安いもんです。

結果は…

こちらが交換前

そして交換後

これならバラード中でも踏めそう(^^♪






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コントラバス スタンド 進化論? [コントラバス関連]

コントラバススタンド、改造しました。
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だいぶ前、Anton Holzlechnerを購入した時にお店から頂いたコントラバススタンドをずっと使っています。いわゆる三脚タイプの安価な物ですが、コンパクトに折りたためるのが便利で、他のタイプに変える気にはなりません。しかしながらこのスタンドは恐らくステージで使う事は想定しておらず、一つだけ欠点、しかも割と致命的な欠点があります。それは何かと言うと、エンドピンを載せるお皿が小さいのです。エンドピンの先より一回り大きい位。エンドピンをこのお皿に載せる時、実際にやってみるとわかりますが、ボディに隠れてお皿は見えなくなります。(チェロ並みに足をの伸ばしてたら多分見えるかな)ステージ上でこの小さな標的にエンドピンを載せるのは至難の業、という事で、見えなくても的を外さないようにお皿を一回り大きくして使っていました。お皿は100均で買って来たゼリー型です。これで数年間何の問題もなくステージで使っていたのですが、先日ペルマンを載せようとして問題発覚!

…ボディがスタンドの脚に当たる!

今まで弾いていた3/4サイズのベースに対して、4/4サイズのペルマンはボディが長い分エンドピンをあまり出さずに弾いているのですが、そのままスタンドに載せると楽器の角度とエンドピンの長さの関係でボディが三脚の脚に当たるのです!

で、考えた結果作ったのが最初の写真のお皿部分。
台座を製作してその上にお皿を載せるようにしました。
台座は以前作ったスピーカーキャビネットの残材、お皿はペットの餌用です[犬]

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写真左から最初に付いてた小さいお皿、次が少し大きくしたお皿、一番右が今回製作した物です。
これだけ大きかったら見えてなくてもまぁ外すことはないでしょう…

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泉谷しげる「全力3日間ライブ」 [泉谷しげる]

泉谷しげる「全力3日間ライブ」の2日目と3日目に参戦してきました。

初日から日を追うごとにメンバーが増えるのは大将のちょっとしたイタヅラ心か。

2日目の4人編成は現在のwith BANDの原型とも言える男子部。よくよく考えてみるとこのメンバーでのライブも久しぶり。当然藤沼さんのギターが大活躍になるので藤沼ファンには堪らないステージだったはず。こちらもギターサウンドを大いに楽しませて貰ったのだ!

そして3日目は音の厚みだけでなく見た目の華やかさも加わったフル編成。
大将も最終日なので全く手加減無し。鍛えるのがみっともないとは言ってたが、71歳の恐るべしソコヂカラを見せつけられた。そして強制アンコールの野性のバラッドでは久しぶりの客席乱入露払い役を仰せつかったのだった~

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関わった全ての皆様に感謝!!!

そして、ここに参加するためにツアー途中から快く送り出してくれた三山ひろしチームに感謝!!!



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SCHERTLER STAT-B VINTAGE ジャック [コントラバス関連]

昨日のSCHERTLER STAT-B VINTAGEの音出しで判明した重大な事…ジャックの取り付け方がNGでした(-_-;)

演奏するとジャックがテールピースに当たってノイズが出るという…で、ジャックの位置をスライドさせれば問題無かったんだけど、なんか嫌だから付け方変えました。

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インシロックでテールピースに固定→ケーブルタイで弦に固定

黒いケーブルタイが手元に無かったのでとりあえず紫ですが…
弦に物を付けちゃダメなのはわかってるんですけどね。4099B付ける時だってゴム脚で弦に固定っていう乱暴なやり方だから、まぁ大差無いかと…

これでダメだったらまた何か考えます。
あとはホルスターに固定とかしか思いつかないけど…

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SCHERTLER STAT-B VINTAGE 音出し [コントラバス関連]

本番で使用しているシステムにつないでSTAT-Bを試してみました。

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まずどのつなぎ方でも感じたSTAT-Bの特性ですが、お店で試した時よりタイトで輪郭も「割と」はっきりしていました。これは多分台座をしっかり作ってコルクをある程度薄くしたからだと思います。4099Bのようなマイク程のクリアさは当然ありませんが、その分ハウリングにめっぽう強いと言うメリットがあるのでよしとします。ピチカートで弾いた時のアタック音がやや気になりましたが、アンダーウッドに感じられるようなコンプ感程では無いので、アンサンブルでどう感じるか、と言ったところでしょうか。またアルコの音ですが、やや固い部分もありますがピエゾの嫌な感じではないので問題なく使えます。ひょっとしたらコルクにかかる圧を変えたらアタック音もアルコも変わるかも知れませんが、この辺は今後の研究課題ですね。


で、色々試したつなぎ方は以下の通り
W/Wはウォルターウッズの略です。

まずはDPA4099Bとミックスしないつなぎ方。
1) STAT-B →SCHERTLER pre → W/Wのインプット
2) STAT-B →InnerBamboo pre → W/Wのリターン
3) STAT-B →InnerBamboo pre → W/Wのインプット

次にDPAとミックスするつなぎ方。
4) STAT-B →SCHERTLER pre → Felix pre → W/Wのインプット
5) STAT-B →SCHERTLER pre → Felix pre → W/Wのリターン
6) STAT-B →InnerBamboo pre → Felix pre → W/Wのリターン
7) STAT-B →InnerBamboo pre → Felix pre → W/Wのインプット

結論から言うと採用になったのは、1)、2)、4)です。

まず1)ですが、特に問題もなく使える音です。

次に2)、これはW/Wのようなアンプじゃない時にInnerBambooが効力を発揮しそうな気がしましたが、例えばリハスタのアンプで鳴らすような時は有効かと。

で、4099Bと混ぜるんだったら4)ですね。さすがにFelix通す前にInnerBambooは必要なさそうです。どこで音作ってるんだか訳わからなくなりそうでした。


で、ここまで試してから山彦ってどんなだったっけ?となりまして、よせばいいのに比べてしまいました。そもそも楽器本体のペルマンとストールの違いもあるし、弦だって違うのであんまり参考になりませんが…

山彦ってピエゾの中ではほぼほぼ最優秀なピックアップだと思いますが、STAT-Bと比べるとやっぱりピエゾです(笑)…がピエゾなので強みもたくさんあります。やっぱり輪郭ははっきりしてるし立ち上がり早いし弾きやすいです。悪く言えばエレベっぽいですがとにかく聞き取りやすい音です。アルコはEQフラットだとさすがにきついですがOKな範囲だと思います。

山彦のストールからSTAT-Bのペルマンに持ち替えると、やはり音抜けがイマイチに感じます。が逆に言えばあんまりEQ補正しなくても嫌な音ではない、と言うメリットとも言えるので、どちらを取るか、でしょうか。そもそもペルマンにSTAT-Bを搭載した一番の理由は、駒のダメージを最小限に済ませられる優秀なマイクである、という事だったので、それでこの音なら二重丸です。


今までに試した(実際に所有して現場で使った)ピックアップもBP-100に始まってアンダーウッド、リアリスト、4099B、山彦、そして今回のSTAT-Bと変遷を重ねて来ましたが、ぶっちゃけ全部一長一短です。完璧なピックアップはありません。その完璧でないピックアップをいくらいいプリアンプやベースアンプにつないでも無理があるのも当然です。一つ言えるのは(みんな言ってるけど)楽器本体との相性は試してみないとわからないので、人の話はアテにならん、という事です。…ここまで読んで下さった方、すみません(-_-;)


まだまだ音探しの旅は続くのだ…

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※2020年2月24日追記
この時はまだFELIXからSTAT-Bに直接電源供給出来る事を知りませんでした。と言うかFELIXの12V供給機能の存在をすっかり忘れてましたね。なんせ今までは全く必要の無い機能でしたから。



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SCHERTLER STAT-B VINTAGE 搭載 [コントラバス関連]

駒を作り直したペルマンにSTAT-Bを取り付けました。

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購入店の店員さんの経験談や、取付を行っている他店のウェブサイトを参考に、もちろんマニュアルの指示から逸脱しない範囲で取り付けてみました。

台座を軽視してはいけないのは間違い無いので、ピックアップに付属してくるやや貧弱な台座ではなく駒足の端材から作りました。駒足の穴の曲線に合わせて成型するのがなかなか骨の折れる作業でしたが、この台座を作るのとSTAT-Bのコルクを成型する事以上に意外と手こずったのが、ジャックのテールピースへの取り付けでした。ペルマンのテールピースの穴が特殊でSTAT-B付属のネジが使えなかったのです。散々試した結果写真のようになりました。インシロックで固定しています。

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裏はこんな感じ。ちょっと汚いけど…
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取り付けが終わった所で動作チェック。

まずは付属のプリアンプ経由でミキサーに繋ぎラインでチェック。音は良好で問題無し。次にプリアンプを数年前に入手していたInnerBamboo DUAL BASS PREAMP for Acoustic bassistに変えてチェック。このプリアンプ、購入時はSTAT-Bの使用は想定していませんでしたが、今になってファンタム電源機能が約に立つとは!

で、肝心の音ですが、やっぱりInnerBambooの方が便利ですね。音いじれるし。

時間がある時にベーアンにつないで試してみよう…

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ペルマン駒交換 [コントラバス関連]

ペルマンの駒を交換しました。

不調があったとか気に入らなかったとかではなく、ピックアップを付けるためです。

色々検討した結果、SCHERTLER STAT B VINTAGEを取り付ける事にしたのですが、ペルマンオリジナルの駒だとピックアップをはめる部分の形状の関係で無理があるので、駒を新たに製作する事にしたのです。

これがペルマンの駒…さすがにデザインが凝っています
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で、載せ替えた駒がこちら
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AUBERT MIRECOURT DELUXE(オーベルト ミラコート デラックス)です。
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木目が真っすぐで均一、しかもかなり長い間寝かしてあった駒で充分乾燥していて元の駒より軽く、反応が早く音も少し明るくなった気がします。暫く使って馴染んだらまた変わるかと思いますが…

これで遠慮なくピックアップを付けられます。
もちろん駒のダメージは最小限でとどめるようにしますが。

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