STAT-B VINTAGE + Realist LIFE LINE

Grancino modelにSTAT-B を載せた所で、Realist LIFE LINEとのマッチングをテストしてみました。



とりあえず一番手軽なInner Bambooに両方のピックアップを繋いでミックスしたら…

あらら？混ぜると音量が下がる(;´Д｀)

…これってひょっとして位相が逆？
確認すべくFELIXにinput…FELIXは位相反転swが付いているのでこういう時は便利です。

で、片方の位相を反転すると…やはり音量UP！…これで両方の位相が逆なのが確認出来ました。って事は手軽にInner Bambooで両方混ぜるには位相反転ケーブル必須って事か。結論を出す前にSchertlerの純正プリアンプを通しても位相が逆なのかチェック。

…そしたら大発見！

純正プリの方が明らかに音が太い！

こうなると位相問題より音質の方が気になります。

純正プリ、Inner Bamboo、FELIXの順で試すと…

純正プリ…一番ベースっぽい音で太く感じる。
Inner Bamboo…ちょっとミッドが持ち上がっている感じ。
FELIX…全音域に渡ってフラットな感じ。

まぁ、位相の問題があるのでInner Bambooを単体で使うという選択肢は無いとして、FELIX単体かFELIX+Schertlerプリかの二択になり、結局はFELIX単体でいいんじゃね？と言う結論に…

あとは現場で試して2つのピックアップを混ぜなくても大丈夫となったら、どっちか片方で、って事ですかね…


音量の問題が無ければSTAT-B単体ってのが音質的には一番いいんですけど。以前よりコルクを薄くしたのがどう効果があるか、ってとこでしょうか。

BL Grancino model 2021

ペルマンに載せていたstat-b vintageをGrancino modelに載せ替えるために台座を製作しています。



stat-bのコルクはなるべく薄めの方が良好との事なので、台座を思い切って大きめにしてあります。当然駒に影響が出るはずですが、それは目をつむって…


これでペルマンはノーマイクになってしまいますが、いざと言う時はFishmanとDYN B P48の合わせ技ですかね。

片やGrancino modelの方はLIFE LINEとSTAT-Bの組み合わせになるので、ライブ時にかなりアドバンテージがあるはず。

コントラバス ピックアップ

今までに使って来たコントラバスのピックアップ達の覚書。

FISHMAN BP-100
装着が簡単な事に関してはダントツナンバー１
弦に近いので硬い音。アルコはキツイ(;´Д｀)
ほんの少し弦から離した方が良好。


POLYTONE
歴史的（？）なピックアップ
ゲイン低い。本番で使った事は一度も無い(;´∀｀)


UNDERWOOD
ミッドに特徴がある音。コンコンいう感じ。
駒の形状によっては付けづらい。


DPA 4099
コンデンサーマイクなので音質的には最強！
マイクだから周囲の音を全部拾う。隣にドラムセットがあったら最悪。


Realist
ウッドタイプの物を都合3つ使ってた。
ローが出過ぎるのでプリアンプでカット。


山彦
アジャスターが無い駒の場合素人では取付不可能。
とてもクリアーに拾えてラウドなバンドでも埋もれない。悪く言えばエレベっぽい。


Schertler STAT-B Vintage SET
ナチュラルな音。コンデンサーマイクの割に被りは殆どない。


Schertler DYN B P48
要ファンタム電源だけどメーカーサイトによるとダイナミックマイク。
粘土でボディに貼り付けるので貴重なベースだと気を遣う。
付ける場所で音がかなり変わる。


Realist LIFE LINE
アジャスターに挟むタイプ。
駒とボディの間に挟むタイプの物に比べるとかなりクリアな音。
出力も高く使い易い。


…どれにしてもプリアンプ無しじゃ使いものにならない。
ピエゾタイプは単体だと音質的に厳しく、マイクだけだとなかなかゲインを稼げないので、結局２種類ミックスと言う縛りから逃れられない。

Realist LIFE LINE

BL Grancino model のUNDER WOODを外してRealist LIFE LINEを載せました。



とりあえずゲイン大き目で駒の下に挟み込むタイプの物ほどブーミーじゃなく、アジャスター自体がピックアップになってる他社の物ほどエレベっぽくならない感じなので使い易そうです。とは言え実際にライブで試してみないと何とも言えないけど。

あと見た目がシンプルになったのもよいですね！

今まではUNDER WOODとSCHERTLER DYN B 48 の併用だったのですが、何とかLIFE LINE単発でいけるといいんだけど…それは厳しいかな～どうかな～

BL Grancino model 2021

初めてお邪魔したAtelier Tetsu Suzukiさんで試奏して即購入して参りました。自身5本目のコントラバスにして初めてのハンガリアンですが、一番試奏時間が短かったかもしれません。




ロウワーバウツは小さめですがボディ長ボディ厚共しっかりあるので容積は大きく、とりあえず見た目の印象より音がデカいです(笑)

ルックスも渋い！！！

弦長:104cm
全長:182
胴長:114cm
アッパーバウツ:47.5cm
センターバウツ:35cm
ロウワーバウツ:66cm

THOMASTIK SPIROCORE

ペルマンの弦を替えました。
超久しぶりにスピロコア。もちろんペルマンに張るのは初めて。



今回思う所あってWEICHにしました。
テンションが弱めのせいか、張りたてでも鉄っぽい固さがそれほどない感じ。

ま、しばらく使わないとわからんけど…

ベースバギー

ベースバギーゲットしました…



旧型のタイヤがゴムで接地面が曲面の物です。

新型を買いに行ったのですがあいにく売約済み、お店の方に相談したらアウトレットのこちらをご紹介頂き…新型と比べると若干タイヤの径が小さめですが、ホイルはプラスチックでタイヤはゴムの旧型の方が、転がした時の騒音が小さくて今でもたまに問い合わせがあるとか…

輸入時に少し傷が付いていたためアウトレットになっていたようですが、どこが傷なの？って位小さいし使ってれば傷が付くの当たり前だし、アウトレット価格にして頂けたのでラッキーでした！！！

Pirastro Perpetual

ペルマンの弦を替えました。

初めて使う弦、Pirastro Perpetual



張った直後は中音域の出っ張りが少し気になりましたが、暫く弾いていたら落ち着きました。
張りたてでもチューニングが安定しています。さすが鉄弦(^^♪

反応もいいしいい感じです。

ペルマン STAT-B 台座修正完了

先日修理した台座が完全に接着されたのでSTAT-Bを取り付けました。
と言ってもマイクをはめただけですが…



今度は外れませんように…

ペルマン STAT-B 台座修正

2月に製作したSTAT-Bの台座が、接着が不十分だったためか夏の暑さのためかわかりませんが、駒から浮いてきました。



このままだと隙間が更に広がり最悪台座が外れる心配もあったので、仕事が少ない（と言うか殆ど無い）今の内に修復する事にしました。台座を一度外して接合面を整え改めて接着、固定して乾燥させています。