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ソウル・パワー [一息]

映画『ソウル・パワー』を見て来ました。

映画『ソウル・パワー』

ブラック・ミュージックが好きな人に限らず、
音楽が好きな人みんなに見て欲しい映画です。

36年前に収録されたとは思えない程の映像と音質ですし、
なんと言っても、名だたるアーチスト達の、
若くてエネルギッシュな時の演奏シーンが見られるなんて最高!

JBが凄いのは僕なんかが書くまでも無いですが、
BBキングは昔からオジサンだったんだなぁ、とか、
ビル・ウィザースの歌声が鳥肌もんだったり、
クルセーダーズの中でプレイしてるラリー・カールトン、
黒人ミュージシャンに囲まれて、どんな気持ちだったんだろう?とか・・・


映画の半ばで現地の子供たちが出てくるシーンがあるのですが、
歳から察するに多分僕と同世代。
彼らにも自分にも、同じ位の長さの人生があるわけで、
とはいえ、長さ以外は全て違う。


とにかく、色んな事を考えさせられる、あっと言う間の90分です。


ひとつだけ残念な事を挙げるなら、
この映画がマイケルの『THIS IS IT』程の注目を集めていない事。

74年にザイールで開催されたフェスティバルと、
去年マイケルがやろうとしていたコンサート、
本気度、命懸け度、完成度(演出って意味じゃないよ)、
どれをとっても、何も差はないはず。


少しでも肌に色がついてる人間の端くれとして、
しかも音楽を生業にしている人間として、
知らなきゃいけない36年前の出来事です・・・


マニア的な見方をすれば・・・
当時使われていた機材や楽器。
今でも現役なのもあれば、新しい物にとって変わった物もある。
でも、当時の最高の機材であり、最高のパフォーマンスを引き出している人達がいる。

要は、「何を使うか」じゃなくて「どうやって使うか」なんだな。
道具の問題じゃなくて、使い手の問題。

楽器の問題じゃなくて、自分の問題。



タグ:ザイール'74
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節度ある乱暴者3号

 渡邉さん、こんにちは!!
このブログのおかげで、『ソウル・パワー』見逃さないですみました(o^-^o)

自分も何かの雑誌でこの映画の事を知り、観たいと思ってましたが、公開日のチェックを忘れてました(笑)
ブログで公開中と知り、助かりました、ありがとうございました。
出演アーティストの演奏はどれも素晴らしく感動しました。
映画の後、泉谷の大将のイベントライヴも観てきました。こちらも最高でした。渡邉さん達がバックを務めたらもっと最高だったろうな~
次回の大将との競演楽しみにしています┌|≧∇≦|┘


by 節度ある乱暴者3号 (2010-06-22 09:52) 

hi-watt

節度ある乱暴者3号さん、こんにちは~

映画、見逃されなくてよかったです!
この映画+大将のライブってのもすごい組み合わせですね。

見るほうも体力が要りそう・・・


by hi-watt (2010-06-22 18:20) 

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