がんばっど宮崎 [泉谷しげる]
事の始まりは9月半ばの一本の電話だった。
「泉谷だけど、11月6日空いてるか?」
大将から直接の電話。
ただ事じゃない、と思った。
「空いてます」と答えると、
「宮崎に行ってくれ、救済だ」
「わかりました」
・・・その時は、まさか、こんなにも、
とんでもなくデカイ規模でやるものだとは思ってなかった・・・
大将の電話の後、スケジュールの変更等紆余曲折を経て、宮崎入り。
空港から会場に向かう途中のコンビニには、
いやおうなくテンションが上がります。
そして会場に着くと、とんでもなく広いグランドと、
ロックフェスさながらのステージ。
とりあえず楽器のチェックをして、
バンドだけで軽くモニター決めが終わると、
僕と板谷はしばし休憩。
グランドの真ん中、PAブースの後辺りからステージを見ると、
ステージ上はリハーサル中の宮崎ロックオーケストラ
後ろを見ると、
とにかくやたら広い。
しばらくして始まった今井美樹さんのリハと、TERUさんのリハ。
この辺、僕と板谷は出番ありません。
お二人の綿密なリハの後、やっと大将のリハ。
でも一曲目は大将with宮崎ロックオーケストラなのでまだ休憩。
んで、やっとほんとに僕らの出番が来て、
大将のステージのリハをやりましたが・・・
今回、我等がアニキ、藤沼さんが欠席しているにも関わらず、
「眠れない夜」と「翼なき野郎共」の一部分を合わせただけで終了。
宮崎入りした初日、
僕と板谷の労働時間はせいぜい30分でした(汗)
その後、翌日まで長~い休憩
翌日午後、改めて会場に入ると、
グランドを埋め尽くす人、人、人・・・
聞けば1万7千人入ってるとか・・・
オープニングアクトの後、大将の開会宣言。
そして、いよいよ開演です。
が、とにかく大将のこのイベントへの思いに賛同した出演者が多数いるため、
僕と板谷の出番はまだまだです。
出番待ちの間に見つけたモノ・・・
控え室近くのドア。
日本一狭いドアじゃなかろうか???
そして、待つことン時間、やっと始まった第四部
(だったかな。とにかくたくさんあったので定かじゃありません)
ステージ上の巨大スクリーンに、
宮崎で起こった口蹄疫被害の様子が映し出されています。
あまりにも長い休憩でボケかかった脳ミソに走る電流。
東京で生活していると、宮崎の口蹄疫被害って、
遠くで起きた一つの事件、みたいな気がしてしまいますが、
ここ宮崎に身をおくと、この被害の実態、失われた家畜達の命の重さ、
復興にかかる途方も無い年月、という物が重くのしかかって来ます。
そして、大将から直接連絡を貰い、ここ宮崎に来られた事を嬉しく思うと同時に、
精一杯のステージを努めよう、と気合が入った瞬間でした。
・・・とはいえ・・・
今井美樹さん
松山千春さん、
TERUさん、
・・・と、長~い休憩。
いつの間にか陽も落ち、
きれいに染まる夕焼け。
やっと、やっと、やっと出番だぁ!!!
いつも通りのテーマから始まったステージ。
数曲の演奏の後、ドラムの永井さん、ベースのTATSUさんも加わり、
「雨上がりの夜空に」と「野性のバラッド」
ツインドラム、ツインベースと言うこともあり、物凄い音圧。
「野性のバラッド」では今井美樹さんTERUさんも参加しての大ジャンプ大会。
腕立て、客席乱入、と一通り暴れた大将、
「最後はきれいに終わらせてよ」
今井美樹さんの「太陽のメロディー」でステージは幕を閉じたのでした。
演奏終了後、天の声・・・
「15分後に出発です」
汗も引きやらぬ中バタバタと身支度を整えると車に押し込められ空港へ・・・
会場を出た瞬間、後方でドーンといういう音と火薬のにおい。
「花火、始まったね」
そう、ぼくらバンドは一万発の花火大会は見られないのでした。
その後、空港の出発ロビーで搭乗待ちをしていると、
窓ガラス越し、遠くに見える花火。
「さっきまであそこにいたんだな」
「来てくれてありがとう」
という声が聞こえた気がしました。
宮崎県が一日も早く元気になる事、
願って止みませんでした。
「泉谷だけど、11月6日空いてるか?」
大将から直接の電話。
ただ事じゃない、と思った。
「空いてます」と答えると、
「宮崎に行ってくれ、救済だ」
「わかりました」
・・・その時は、まさか、こんなにも、
とんでもなくデカイ規模でやるものだとは思ってなかった・・・
大将の電話の後、スケジュールの変更等紆余曲折を経て、宮崎入り。
空港から会場に向かう途中のコンビニには、
いやおうなくテンションが上がります。
そして会場に着くと、とんでもなく広いグランドと、
ロックフェスさながらのステージ。
とりあえず楽器のチェックをして、
バンドだけで軽くモニター決めが終わると、
僕と板谷はしばし休憩。
グランドの真ん中、PAブースの後辺りからステージを見ると、
ステージ上はリハーサル中の宮崎ロックオーケストラ
後ろを見ると、
とにかくやたら広い。
しばらくして始まった今井美樹さんのリハと、TERUさんのリハ。
この辺、僕と板谷は出番ありません。
お二人の綿密なリハの後、やっと大将のリハ。
でも一曲目は大将with宮崎ロックオーケストラなのでまだ休憩。
んで、やっとほんとに僕らの出番が来て、
大将のステージのリハをやりましたが・・・
今回、我等がアニキ、藤沼さんが欠席しているにも関わらず、
「眠れない夜」と「翼なき野郎共」の一部分を合わせただけで終了。
宮崎入りした初日、
僕と板谷の労働時間はせいぜい30分でした(汗)
その後、翌日まで長~い休憩
翌日午後、改めて会場に入ると、
グランドを埋め尽くす人、人、人・・・
聞けば1万7千人入ってるとか・・・
オープニングアクトの後、大将の開会宣言。
そして、いよいよ開演です。
が、とにかく大将のこのイベントへの思いに賛同した出演者が多数いるため、
僕と板谷の出番はまだまだです。
出番待ちの間に見つけたモノ・・・
控え室近くのドア。
日本一狭いドアじゃなかろうか???
そして、待つことン時間、やっと始まった第四部
(だったかな。とにかくたくさんあったので定かじゃありません)
ステージ上の巨大スクリーンに、
宮崎で起こった口蹄疫被害の様子が映し出されています。
あまりにも長い休憩でボケかかった脳ミソに走る電流。
東京で生活していると、宮崎の口蹄疫被害って、
遠くで起きた一つの事件、みたいな気がしてしまいますが、
ここ宮崎に身をおくと、この被害の実態、失われた家畜達の命の重さ、
復興にかかる途方も無い年月、という物が重くのしかかって来ます。
そして、大将から直接連絡を貰い、ここ宮崎に来られた事を嬉しく思うと同時に、
精一杯のステージを努めよう、と気合が入った瞬間でした。
・・・とはいえ・・・
今井美樹さん
松山千春さん、
TERUさん、
・・・と、長~い休憩。
いつの間にか陽も落ち、
きれいに染まる夕焼け。
やっと、やっと、やっと出番だぁ!!!
いつも通りのテーマから始まったステージ。
数曲の演奏の後、ドラムの永井さん、ベースのTATSUさんも加わり、
「雨上がりの夜空に」と「野性のバラッド」
ツインドラム、ツインベースと言うこともあり、物凄い音圧。
「野性のバラッド」では今井美樹さんTERUさんも参加しての大ジャンプ大会。
腕立て、客席乱入、と一通り暴れた大将、
「最後はきれいに終わらせてよ」
今井美樹さんの「太陽のメロディー」でステージは幕を閉じたのでした。
演奏終了後、天の声・・・
「15分後に出発です」
汗も引きやらぬ中バタバタと身支度を整えると車に押し込められ空港へ・・・
会場を出た瞬間、後方でドーンといういう音と火薬のにおい。
「花火、始まったね」
そう、ぼくらバンドは一万発の花火大会は見られないのでした。
その後、空港の出発ロビーで搭乗待ちをしていると、
窓ガラス越し、遠くに見える花火。
「さっきまであそこにいたんだな」
「来てくれてありがとう」
という声が聞こえた気がしました。
宮崎県が一日も早く元気になる事、
願って止みませんでした。
>渡邉さん
わ~!?
早速のイベントのレポのアップありがとうございます。
催促しちゃったみたいで失礼しました(~~~ヾ)
楽しく拝見させて頂きました(^o^)v
藤沼さんのLIVEも素晴らしかったけど、宮崎にも行きたかった~などと物理的に不可能な事考えちゃいましたw
by 節度ある乱暴もの3号 (2010-11-08 21:36)
お疲れ様でした。
泉谷さんとは 違った角度からのレポートありがとうございました。
待ち時間がお暇みたいでしたが・・・なんだか慌しくて 花火もゆっくり見れなかったなんてお気の毒でした。
でも 出演されたことに 満足の様子が伝わってきました。
素晴らしい意義のあるイベントに 行けなかった私は残念でなりません。
来年こそは!!
by toko (2010-11-08 23:15)
節度ある乱暴もの3号さん、こんばんは~
僕も帰りの飛行機の中で、大将の出演時間がもっと早かったら、藤沼さんも参加出来たんじゃなかろうか、などと考えてしまいました・・・
by hi-watt (2010-11-08 23:37)
tokoさん、こんばんは。
僕と板谷とは正反対に、地元ボランティアの方々、スタッフのみんなが普段以上に忙しく動き回っていたので、ちょっと申し訳ない気さえしました。なんせ営利目的じゃないので、絶対的に「手」が足りてない訳で・・・
でも、ボランティアの方々の明るい笑顔と、県産のおいしい物をたくさん頂きました・・・宮崎県はおいしいです(笑)
by hi-watt (2010-11-08 23:48)